アメリカ各都市の地震確率マップ


 アメリカ国内で仕事上関係ありそうな大都市について、どの程度地震が起きそうと考えられているのか調べたのでメモ。基本的には西海岸は危険性が高く、東海岸は比較的安全らしい。


 プロットはすべて United States Geological Survey が提供する以下のページで作成。30年以内にマグニチュード7.0以上の地震が起きる確率を地図上に表したもの。
http://eqint.cr.usgs.gov/eqprob/2002/index.php



 東海岸から。ハーバードやMITのあるボストン周辺。たぶん安全。



 NIHやジェネリアファームなどのあるワシントンDCの辺り。ここも安全っぽい。



 NYUやCSHLがあるニューヨーク周辺。やはり東海岸地震とは無縁と考えられているらしい。



 西海岸に移って、スタンフォードやUCバークレーなどのあるサンフランシスコ・ベイエリア。いきなり確率が上がる。シリコンバレーとかも結構やばいのでは。



 UCLA等のあるロス周辺。50%近いところも。



 SalkやUCSDのあるサンディエゴの辺り。ここもなかなか。



 気がつけば阪神大震災から早13年。ああいうものを体験した後では、生きているかどうかなんて基本は運が良いか悪いかというだけの話だよな、と思うのだけど、こういう情報は何かのときの判断材料として有効だと思う。


 同条件の計算(30年以内にM7以上の地震が起きる確率)で例えば東京などは70%とか90%とか言われているらしい。それに比べると*1確率は低いとはいえ、西海岸ではたぶん日本にいるのと同じ程度には日頃の準備をしておいた方が良さそう。

*1:それぞれの計算法を知らないので直接比較してよいものかは判らないけれど。