2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧
Salk Institute / UC San Diego から John Reynolds さんが来たのでトークを聞きに行く。 V4における視覚的注意による modulation のかかり方は細胞種によって異なる、しかも不思議なことに領野をまたがって情報を送るとされるクラスの細胞(pyramidal cell…
Compute 3D shape and scene from a single image Feng Han, and Song-Chun Zhu 入力(2次元画像) ↓ 3次元再構成 入力(2次元画像) ↓ 3次元再構成 これはすごい。 ベイズ推定の枠組みで、prior knowledge として物の smoothness とか空間内での stabil…
前回のエントリについては、トラックバック先でうまくまとめて&発展させてくださったのでもういいかな? とも思ったけど、もうちょっとだけ。 (トラックバック・コメントしてくださった皆様、ありがとうございました。) アメリカのある研究室では全く同じ…
ブログ界隈を見ていて何だか??という気分になったので、思ったことを書いてみる。 学生がその後どうなるのか (lanzentraegerさんの元エントリ)大学院生は利用され使い捨てられているのか (stochinaiさんのコメント:教員目線から)ドクター問題その後(5…
Harvard から JW さんが来たのでトークを聞きに行く。心理学系では大御所な人らしく、結構笑えるトークでもあった。ただこの分野の前提知識が足りないせいか、残念ながらこのトークを聞いて脳が判った気にはならなかった(失礼なのでイニシャルで)。でもい…
ミーティングルームに今日付けの New York Times があって、ポスドクの一人がこの記事に気づいてしまった。 Selling the Sizzle Even Though It’s Sushi (注:職場禁?) 「これは日本で考案されたの? それともアメリカで?」とか聞かないでくれ。 書いて…
なんと言ったらいいのか、わけも判らないまま殺された学生、教官、またその親族・友人の無念を思うとどうにもやりきれない。 やっぱり銃規制は必要では。もちろん問題はそれだけではないだろうけど、ヒトなんて追い詰められて(客観的にそうでなくても、本人…
Stanford から Karl Deisseroth さんが来たのでトークを聞きに行く。 神経細胞に光駆動性のチャネルやポンプを発現させて、その細胞に光を当てることでスパイクを誘発したり逆に抑制したり出来るという驚異的な技術についての話。トークの内容は基本的に先週…
論文にFAQ (Frequently Asked Questions) セッションがあるのは良いアイデアかもと思った。現状では Discussion セッションが一応それに近い機能を持っているけど、FAQとして明示的にした方が読みやすい(書きやすい)場面もありそう。文章の格調はと…
Faculty 候補の公開ジョブトークがあるというので聞きに行く。 ジョブトークというのは Faculty として採用するかどうかを決める面接の一環で、公開のものは基本的に誰でも参加できる。公開トークの面接内での位置付けは研究機関によってまちまちらしいけど…
これ面白いなあ。Dual Photography 光源(プロジェクター)、カメラ、対象物があったとして、光源の出力を様々に変化させたときにカメラで得られる情報から、(カメラではなく)光源の位置で見えるはずの画像を再構成できるという話。この際、再構成した画像…
コンピュータでは0と1の2種類、DNAでは ATGC という4種類の符号(コード)が使用されているが、前頭前野を含む高次脳領野においては31種類の離散的なコードが使用されていることが判りました、という衝撃的な論文。 Discrete coding in prefrontal …