進化するロボットろば等

Wired Visionより


 確かにこのぐらいロバストなふるまいが出来るのならいろいろ応用の道はあるのだろう。前足と後ろ足がそれぞれ「くの字」と「逆くの字」になっているのが安定化の秘訣なんだろうか(中心に向けて力をかけている?)。しかし何というか、不気味だ・・・。


 途中までの部分は数年前に見た覚えがあるのだけど、1分30秒(残り30秒)辺りからの開発段階(?)の2機の画像がまたすごい。何その動き? ロバっていうか・・・ギャロップってこんなんだっけ? 虫? これがこっちに向かって走ってきたら全力で逃げるなあ。


 これに限らず、この会社(Boston Dynamics)の作るものには独特の趣がある。



 単純なセンサーと駆動系を最大限に生かそうと思ったら昆虫型が一つの最適解ということだろうか。いや昆虫ともまた違うか。こういうのを見ると、日本の ASIMOAIBO 、クロイノ(↓)とかはあれはあれで相当独自の世界を行っているという気がしてくる。二足歩行なんて地球圏の生物の中では奇形もいいところだよな・・・。二足歩行するぐらいなら空を飛ぶ方がまだしも生物として常識があると言えるかも。


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 より自然な神経系の運用状態、たとえばフィールドに出てがしがし動き回っているときに、どういう感覚入力がどのぐらい行動の役に立っているのかということに興味がある。実験的な刺激条件下ではすごく意味ありげな情報処理をしているように見えて、実際はあまりそういう情報は使っていないとかいうことがあるのか、について。