文字が大きくなる


 素朴な疑問。
 コンピュータに不慣れな人からたまに


「コンピュータに表示される文字が大きくなってしまった。直して!」


と言われるのだけど、たいていの場合それは文字が大きくなったというよりは、何かの加減で画面解像度が低くなっている。


 なんでそれが「文字が大きくなった」という訴えになるのだろう? アイコンとかウインドウ枠とか他のものも大きくなっているのに、そういうのは文字に比べてあまり注目されていない? 解像度が変化するということに対応する日常の現象というのがあまりないので、概念として把握しにくいのだろうか。


 文字よりも画像に対しての方がサイズ不変性が強いとか? 日常の生活で接する文字の大きさは視野角に対してわりと一定範囲にある(視野角で1文字が20度もある文章を見ることはあまりない)のに対し、物体はどんな大きさにもなりうると考えると、一応整合性はあるかな?