今日の錯視:Filling in the Afterimage
これ面白い。
van Lier & Vergeer: Filling in the Afterimage after the Image
(Best visual illusion of the year contest: 2008 First prize)
(via:Radium Software)
中心の点を見つめていると、横の画像に色が付いて見える。しかも形(傾き)によって違う色が見える。
人によっては20〜30秒ぐらいかかるらしいけど、自分で試した限りでは数回程度(数秒程度)の提示でちゃんと色が付いて見えた。こんなにすぐに効き目が現れる順応型の錯視ははじめて見るような気がする。
はじめは Radium Software の人も仰るように図形特徴に選択性のあるような中・高次視覚野が関わっているんだろうかと思ったけど、追加実験(注:PDF)の結果を見るとそうではなさそうとのこと。それよりはむしろ色残効が空間的に広がって図形内を埋めると考えたほうが良い(だからたぶん図形選択性は関係ない)と。
そうするとどちらかというと watercolor illusion 等が近いのだろうか。watercolor illusion と低次の残効のコンボ?